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バートルビー(Bartleby : Herman Melville 1853)

バートルビー/ベニト・セレノバートルビー/ベニト・セレノ
(2011/01/10)
ハーマン・メルヴィル

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メルヴィルといえば“白鯨”ですが,その他にも彼には傑作が数多くあります.以前紹介した“ビリー・バッド”は言うまでもありませんが,この“バートルビー”と近々紹介する“ベニト・セレノ”も中々味わい深い傑作です.

あらすじ
弁護士事務所を経営する私のもとに,ある日一人の男が現れる.“バートルビー”と言う名のその男は,当初黙々と代書の仕事をこなしていた.ある日私が,代書した内容の確認を一緒に行うように指示すると,"I would prefer not to...".代書以外の仕事を彼に頼むと全て"I would prefer not to..."と答えるのであった.そして,ある日から代書の仕事さえしなくなってしまう...

読めば読むほど奥の深い作品です.全てを拒否する男バートルビー.最後には考えることも,生きることも拒否してしまいます.読んでいると,彼の姿に一瞬キリストが重なりますが,やはり何か違う...
彼は何一つ決定することが出来ません.決定することを拒否してしまうのです.この不条理な作品で一体メルヴィルが何を言いたかったのか...
分かりません.あと10回くらい読んだら分かるかも.

カフカが好きな人は結構気に入りそうな作品です.短編ですので一瞬で読めるし(理解は出来ませんが),お薦めです.


Evaluation
Interest: ★★★★☆
Culture: ★★★★☆
Readability: ★★★☆☆
Reread: ★★★★☆

Total: ★★★★☆

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