スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スナーク狩り(The Hunting of the Snark : Lewis Carroll 1876)

スナーク狩りスナーク狩り
(2007/07)
ルイス キャロル

商品詳細を見る

不思議の国のアリス”の作者ルイス・キャロル(1832-1898)の奇書“スナーク狩り”.

そもそも“スナーク”って何?登場する怪物の名前で造語です.語源として“スネイク(蛇)+シャーク(鮫)”,“スネイル(カタツムリ)+シャーク”,“スナール(唸る)+バーク(吠える)”など色々考えられています...結論として著者は“分からない”と...

そんな怪獣スナークを狩りに行くのはベルマン(鐘男)をリーダーとした一団.メンバーはバンカー(銀行家)ブーツ(靴磨き)ボンネット・メーカー(帽子屋)バリスター(弁護士)ブローカー(仲買業者)ビリヤード・マーカー(撞球記録係)ビーバー(海狸)ブッチャー(肉屋)そして自分の名前も忘れてしまう男ベイカー(パン屋)...

怪獣を狩りに行くメンツじゃない.というかビーバーって動物だし.ただ“B”で始まる名前を集めただけ.ノンセンスの言葉遊びです.

そんな一団が“空白の地図”をもとにスナークの住処へと向かいます.そして,ついにベイカーがスナークを見つけます.
しかし,“そのスナークはかのブージャムだった”のです!!
そして,ブージャムに出会ったベイカーは一瞬のうちに消えてしまいます.

ん!?“ブージャム”??って何???
これまた,答えはない.

全く意味は分かりません.解説は非常によく書いてあり,“なるほどなぁ”と思わせるところもありますが,結局はルイス・キャロル自体が言っているように書いた本人にも分からない“ノンセンス”の作品なのでしょう.

“アリス”が好きな人は読んでみて損はないかも.でも“アリス”が駄目なら,こちらはもっと受け入れられないと思います.

ちなみに挿絵はアリスのジョン・デニテルではなく,ラファエル前派のヘンリー・ホリデイ(1839-1927)の作です.その違いを比較するだけでも結構楽しいかも.

スナーク

Evaluation
Interest: ★★★★★
Culture: ★★★☆☆
Readability: ★★★★☆
Reread: ★★★☆☆

Total: ★★★★☆

にほんブログ村 本ブログ 海外文学へ
にほんブログ村
スポンサーサイト

コメント

面白そうですね~☆

一瞬宮部みゆきの作品かと思ってしまいました。宮部みゆきもきっとこの作品からタイトルを拝借したんですねェ。←勝手な想像ですe-263

ルイス・キャロルの他作品初めて知りました! 挿絵も素晴らしそうですし。是非読んでみたいなァ。

Re: 面白そうですね~☆

アリス好きの惺さんなら絶対に楽しめると思いますのでお薦めです.
本文自体は1時間で読み終わりますので,何度も読めるのが良いですよ.

宮部みゆきさんの方は読んだことがないので分かりませんが,全く同じ題ですから拝借したんでしょうね.

お久しぶり? です☆

GWを堪能できたご様子で何よりです!

実は自分も「スナーク狩り」のレビューをエントリーしたので、是非トラックバックさせて頂きたいと思いまして……。

とっても面白かったです。あのダークな雰囲気がたまらない!
また今月もお邪魔させていただきます☆

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

【スナーク狩り】 ルイス・キャロル×宮部みゆき

ご訪問ありがとうございます☆ スナーク狩り(2007/07)ルイス キャロル商品詳細を見る  「アリス」以外のルイス・キャロル作品を初めて読み...
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。